あおいさん「買取された車はどうなるか知ってる?」
かなちゃん「中古車として売り出されるんだよね!」
この記事では、より高値で売るには輸出業者を使うのが正解なのか、その理由や方法を紹介します。
目次
日本車が海外だと高値で売れる3つの理由
理由1 日本車の品質が高いから
日本の「ものづくり」技術は世界的に見てトップレベルとなっています。
要因はさまざまですが、壊れにくい車を開発する国産車は海外で需要が高く高値になりやすいです。
理由2 日本には車検という制度があるから
海外には車検制度のない国が多い中、日本では2年ごとの車検や法定点検を受ける義務があることで、整備がきちんとされた車が多くなっています。
そのため寿命を過ぎていてもまだ乗れる状態にある車は海外で需要があります。
理由3 日本人は車の買い替えサイクルが早いから
早いと言っても、日本の平均使用年数は2021年の調査で乗用車は13.87年となっており、買い替えサイクルは年々長期化しています。日本と同じくらいの国もあればそれよりも長い国もあります。
高品質と車検があることをふまえ、日本の「まだ乗れる車」は、海外からすると、輸入する国にとってメリットがあることになります。
かなちゃん「海外へ輸出するルートがあると高く買取してもらえることもあるんだね」
あおいさん「個人で輸出するのは危険が伴うから、どうすればいいか見ていきましょう」
海外に輸出している買取業者に売るのが正解
買取された車のその後はどうなっているのでしょうか。主に4つに分かれます。
- 中古車として買取業者が販売する
- 売り出さずに解体し、パーツを再利用する
- オークションを介して転売される
- 海外に輸出される
①~③は、日本国内のルートで、基本的に買取業者はこの販路を利用します。
特に、③の場合、オークションで落札した個人販売業者が中古車として売りに出すため、①とほとんど変わりません。
④は海外に流通させるルートがある業者に買取してもらった場合です。④の場合、国内に流通させる販路もあるので、極端に走行距離の多い車や古い車などは4のルートのある業者を選ぶとより高値で売れる可能性が高くなります。
買取後の車についてと、日本車が海外で高値で売れる理由を紹介しましたが、個人で海外に輸出するのはほぼ不可能です。では、どうすればいいのでしょうか?自力で海外に販路のある業者を探すのは困難なので、車一括査定サイトで探すようにしましょう。
かなちゃん「複数業者に価格を競わせるのも重要だったよね」
あおいさん「かなちゃんも少しは詳しくなったかな?」