ディーラー下取りはなぜ損するのか?

かなちゃん「この前ディーラーで査定を勧められたよ!」

あおいさん「ちょっと待って。ディーラーでの査定、下取りは損する場合もあるから、理由やメリットを一緒に確認していきましょう。」

この記事では、ディーラーの下取りが安いと言われる理由を解説します。

ディーラー下取りが安い3つの理由

ディーラーの下取りが安いと言われる3つの理由を解説します。

理由1 ディーラー下取りはあくまで「新車購入の販売促進」だから

ディーラーは新車を売ることを商売としています。

買取をメインで行っているわけではないので、新車を購入してもらうために下取りが存在します。

最終的には、下取り価格が購入代金から引かれる仕組みになっています。

理由2 ディーラーには下取りの価格競合相手がいないから

1で説明したように、買取がメインでないので競合相手がいません。

価格競争をしなくても、新車を購入しに来た人に査定を提案し、下取りすれば「古くなった車を引き取ってくれるなら・・・」と応じてもらえるのです。

理由3 ディーラー下取りは純正パーツ以外は一切評価しないから

下取りされた車は基本的にディーラーで(中古車販売店舗など)並べることになります。純正の車が並ぶ中、純正パーツ以外がついた車を並べるのは言ってしまえば正統派なディーラーっぽくなくなってしまいます。

かなちゃん「ディーラーの下取りが安いと言われる理由、納得できた!」

あおいさん「下取りは新車購入のおまけみたいなものね」

ディーラー下取りと車買取の比較

ディーラーの下取りと車買取のメリット・デメリットを表にしました。

【比較表】ディーラー下取りと車買取のメリット・デメリット

メリットデメリット
下取り・その場で完結して手間が省ける

・低年式、走行過多でも値段がつくことがある

・下取りキャンペーンをしている場合がある

・買取よりも安い査定額

・新車購入代金以外の使い道にできない

・プラス査定が出づらい

買取・下取りよりも高い査定額

・売却で得たお金の使い道は自由にできる

・複数から検討することができ、最高額で売却できる

・複数の業者を比べないと価格の違いが分からないので手間がかかる

・買取相場が変動し、時期によっては高い査定額が出ない

あおいさん「ディーラーでの下取りを利用せざるを得ない状況以外であれば、複数業者の査定額を比べる方法が良いです。」

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編集長のあおいです。普段は中古車販売店で事務員をしています。小さい頃から車が大好きで、車の知識には自信があります。このブログでは様々な車査定サイトの解説、どの方法で売却すれば買取価格がより高くなる等、中古車売却のノウハウを中心に発信しています。